かぼちゃの栄養価と薬効
3月 5th, 2010栄養と薬効
かぼちゃが日本にやってきたのは、450年ほど前。東南アジアの 「カンボジア」から渡来し、カンボジアがなまって「かぼちゃ」と名づけられたようです。
かぼちゃの果肉が黄色いのは、β―カロチンがたくさん含まれているためです。β-カロチンには肌や粘膜を丈夫にし、体に抵抗力をつけてくれ、目の疲れをいやしてくれるパワーがあります。
わけても、β-カロチンの、活性酸素を除去してガン細胞の発生を防ぐ抗酸化作用、免疫機構を高めてガン細胞が発生したときに戦ってくれるマクロファージなどの活性を強化する働きは魅力的です。
ビタミンCもトマトの2倍くらい含まれています。Cは、β-カロチンと一緒に働いて、体内で発ガン物質が合成されるのを防いだりします。
感染症に対する抵抗力もつけます。これが「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」と、いわれるゆえんです。夏からたっぷり食べておくことで、冬の風邪に対する抵抗力も期待できます。
また、ビタミンEは野菜ではトップクラス。食物繊維も豊富です。食物繊維は腸内の発ガン物質を体外に運び出して、大腸ガンなどを防ぎます。
かぼちゃのβ-カロチン&ビタミンC&ビタミンEはガン撃退・最強のトリオです。
調理のポイント
かぼちゃのビタミンCは、でんぷんに包まれた形で存在し、さつま芋などと同様に加熱による損失は少ないところが特徴です。皮、周縁部の栄養価が、果肉の部分より高いので、皮つきのまま料理するほうが得策です。ワタにはβ-カロチンが果肉の5倍も含まれています。新鮮なうちは、捨てずに活用しましょう。スープなどに使えば違和感がないでしょう。
水っぽいときは、調理する前にかるく塩をして用いると味が締まります。
選び方と保存
夏から初秋が旬です。同じ大きさで比べるとずっしりと重く、緑色の濃いものを選びましょう。カットされたものなら、果肉が濃い黄色のもので肉厚、切り口が鮮やかで乾いていないものを。カットしたものは冷蔵するか、ひと口大に切り、加熱し、さましてから冷凍します。
効果的な組み合わせ
ガン撃退トリオに加えて、食物繊維がたっぷり! 腸内の有害物質を排泄して、ガン予防の効用が一層アップ。あとは、体力全体の向上のために、たんばく質とβ-カロチンの吸収をよくする油脂、もしくは油脂を含む食品を組み合わせれば満点です。
ガンのうちでも、大腸ガンを予防するには、整腸作用のあるビフィズス菌などを含むヨーグルトなどをメニューやデザートにに生かせば、腸内で、発ガン物質を吸着して排泄します。