さやいんげんの栄養価と薬効
栄養と薬効
いんげん豆の成熟していないものがさやいんげん。別名、「三度豆」といいます。栽培期間が短く、年に何度も栽培ができることから、この呼び名がついたようです。
淡色野菜の一種ですが、β-カロチンやビタミンC、食物繊維をはじめとした基本の栄養素をバランスよく含み、一度に食べる量も多いので緑黄色野菜として扱われています。
β-カロチンのほかには、ビタミンB1・B2・C、カルシウムが多く、これらは新陳代謝を活発にして疲労物質を蓄積させない働きをします。夏パテ防止にはぴったりの野菜といえます。青味の野菜としてだけでなく用いたいもの。
調理のポイント
視力を回復させる、かさついた皮膚を改善するなどに役立つβ-カロチンは、油脂に溶ける成分。炒めものや天ぷらなど油脂を含む食品と一緒にとりましょう。
選び方と保存
春から夏が旬。近年は輸入物が出回っているので一年中入手できます。緑色が濃くて鮮やか、細めでみずみずしいものを。しならせるとポキッと折れるくらいのものが新鮮です。さやの中の豆のデコボコが目立つものは、堅くなっているので注意。さやいんげんは乾燥を嫌うので、ビニール袋に入れるかラップで包んで冷蔵庫へ。
効果的な組み合わせ
β-カロチンの吸収率をアップさせるために、油脂・油脂を含む食品と一緒に組み合わせること。また、肌を整えるリジンを含むので、ビタミンEやたんばく質を含む食品と組み、トラブルのない肌作りに。