玉ねぎの栄養価と薬効

栄養と薬効
原産地は中央アジアで、日本に入ってきたのは江戸時代です。調理するとき、ツンときて涙が出るのは〝臭気成分・アリシン (硫化アリル)″という物質によるものです。
アリシンは、特有の辛味と香り、あま味や風味を料理につけるほか、薬効もある物質。最も重要な働きは、ビタミンB1の吸収を高めて、新陳代謝を促進して体力アップ・疲労回復・集中力の低下・夏パテに有効に働く作用です。また、目の消化液の分泌を助け、食欲を増進させる、発汗作用があるなどは、これまで知られていましたが、最近では、血液の固まりを溶かしたり、血液中の脂質の量を減らしたりする働きのあることがわかってきました。
また、玉ねぎが高血圧に優れた効果があるといわれるのは、皮の黄色い色素・クエルセチンによるものです。
調理のポイント
薬効成分のアリシンは、長く水にさらしたり、加熱すると、効果がうすれます。もちろん、加熱すればあま味がまして、他の食材に風味をつけるので使い分けを。

選び方と保存
皮がパリパリと乾き、つるっと丸く、首の細いものを求めます。芽が出ているもの、カどのあるものは不可。保存はネットに入れて風通しのよいところにつるして。
効果的な組み合わせ
ビタミンB1を多く含む食材と合わせて、B1を効率よくとるようにします。B1を含み、玉ねぎに好コンビの食品は、豚肉・ハム・大豆・鶏レバー・かつお・さけなど。

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