ニンニクの栄養価と薬効

栄養と薬効
中央アジアが原産のニンニクは、5000年以上も昔、古代エジプト時代から強壮効果を目的に食べられてきた食材です。独特の刺激臭は硫化アリルのアリシンによるもので、主な薬効もこのアリシンの働きです。
アリシンは強い殺菌力があり、殺菌力は強力で体に侵入したウイルスも殺します。また、ビタミンB1の吸収を高めて、糖質の代謝を盛んにしてエネルギーを産出し、疲労を回復させます。アリシンを熟するとできるアホエンは血液をサラサラにして流れをよくします。このほか、スコルジンという微量要素を含んでいますが、スコルジンは新陳代謝をはかり、血行をよくする働きがあるので、冷え性や心臓病にもよいのです。
そして見逃せないのが、免疫力を高める作用です。ニンニクに含まれるセレンには抗酸化作用があり、ガン予防の食べものとして注目されています。
調理のポイント
にんにくの香りは切ったり、つぶしたりするとでてくるため、香りを強調したいときは細かく切るか、つぶすとよいでしょう。長時間加熱すると薬効成分が分解してしまうため、手早い調理が大切。

選び方と保存
発芽していない、堅く太ったものを。ネットに入れて風通しのよい場所につるして。
効果的な組み合わせ
ガン予防にはオクラ、ブロッコリー、にんじんなどビタミン類に富んだ緑黄色野菜と一緒に。体力増強には、豚肉、かれい、大豆などビタミンB1が豊富な食品と。

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